日本企業の米国M&Aを支援する「アメリカ向けオーダーメイド・ソーシングサービス」の提供を開始
2026年6月16日
2026年6月 — クロスボーダーM&Aマッチング・アドバイザリーサービスを提供するWellBear株式会社(本社:東京都目黒区、共同代表:大熊一慶・櫻井勇太)は、日本企業による米国企業の買収を支援する「アメリカ向けオーダーメイド・ソーシングサービス」の提供を開始したことをお知らせいたします。本サービスは、買い手企業ごとの戦略・条件に合わせて米国の売却候補企業(セルサイド)を直接発掘する“完全オーダーメイド型”が特長です。現地オフラインでのM&Aアドバイザー・ネットワークと、現地ローカルの海外DBとのAPI連携、Claude等のAIを活用した独自のソーシングシステムを掛け合わせ、日本国内からは接触が難しい優良案件を、確度を高めて買い手へお届けします。
なお、本サービスの提供基盤となる米国現地法人(米国コロラド州デンバー地区)の設立については、2026年2月に「WellBear株式会社、米国コロラド州デンバーに子会社を設立 — 櫻井勇太が米代表として駐在」にてお知らせしております。本記事では、同拠点を起点に提供を開始する新サービスの内容をご紹介します。
背景:拡大する世界のM&Aと、日本企業の「米国の壁」
国内のM&A件数が過去最高水準で推移する一方、日本企業によるクロスボーダーM&A、とりわけ最大市場である米国向けの案件は、依然として限定的なのが実情です。優良な売却案件の多くが現地のネットワークの中で非公開のうちに動いていること、そして言語・商習慣・時差・現地人脈という「ソーシングの壁」が要因です。WellBearは、この壁を越えるために米国(コロラド州デンバー地区)に現地拠点を構え、一次情報とローカルネットワークに直接アクセスする体制を整えました。
サービス概要:買い手ごとに作り込む“オーダーメイド型”ソーシング
本サービスは、既製の案件リストを配るのではなく、買い手企業ごとに専任チームを組成し、その戦略・投資方針に最適化して米国の売却候補を一社ずつ発掘する“オーダーメイド型”のソーシングサービスです。発掘から初期接触・一次面談までを一気通貫で支援します。
サービスの流れ
- 戦略の策定と公開:買い手企業の買収戦略・クライテリアをヒアリングし、英語の記事にしてCross Border M&A Hub上に掲載。米国の売り手・FA(フィナンシャル・アドバイザー)へ発信します。
- 候補リストの生成:掲載記事への反響に加え、海外データベースと、現地で構築した海外FAネットワークを組み合わせ、弊社にてロングリストを生成・ご提示します。
- アウトリーチとフィルタリング:海外データと連携したソーシングシステムでアウトリーチを実施。現地の米国拠点メンバーがオンライン・オフラインの一次面談(目安5〜20社)を設定し、定性的にフィルタリングします。
- 交渉支援と柔軟な体制:必要に応じて、その後の交渉代行までアドバイザーとして一括で受託することも可能です。まずは実務担当者としてM&Aのプロセスに入り、柔軟に対応することもできます。
国内のM&A仲介では接触が難しい米国のセルサイド・ネットワークと、AIによる高精度な候補抽出を掛け合わせることで、一社ごとに作り込みながらも、スケーラブルなソーシングを実現します。
テクノロジー:Claude等のAI × 一次情報の海外データベース
WellBearは、AnthropicのAI「Claude」をはじめとするAIを活用し、現地で直接取得した一次情報と、海外の企業データベースとを連携させた独自のソーシングシステムを自社開発・運用しています。膨大な企業情報の収集・分析・候補抽出を高速化し、買い手ごとの条件に合った売却候補を効率的に見つけ出します。AIはあくまで探索と分析を支援する役割で、初期コンタクトの代行、プロジェクトが進行した場合の交渉・DDの支援などは経験豊富なアドバイザーが責任をもって行います。
チーム:買い手企業として海外M&Aの最前線で培った実行力
WellBearは、世界10カ国以上に展開するDXコンサルティングのモンスターラボ【5255/東証グロース】で、欧州・北米・中東を含む10件超の海外・クロスボーダーM&AのDDおよびPMIの実行をリードしてきたメンバーが中心となって設立されました。WellBear社設立後も国内上場企業や大手企業の買い手企業様と海外企業のM&Aを中心に、様々なM&Aのマッチング・アドバイザリーの実績を積んでおります。共同代表の大熊一慶・櫻井勇太をはじめ、クロスボーダーM&Aの企画から執行・統合まで伴走してきた知見を、米国市場でのソーシングに注ぎ込みます。
代表コメント(共同代表・大熊一慶)
「日本企業の成長戦略にとって、米国市場でのM&Aは大きな可能性を秘めています。一方で、優良な売却案件の多くは現地のネットワークの中で動いており、日本から発掘(オリジネーション)・ソーシングするのは容易ではありません。私たちは、前職のモンスターラボ時代から海外M&Aの最前線で培った実行力と、現地に根ざしたネットワーク、そしてAIを掛け合わせることで、この『情報の壁』を越えていきます。アメリカの現地法人を起点に、日本企業の米国進出を、確かな形で支援してまいります。」
サービス詳細
アメリカ向けオーダーメイド・ソーシングサービスの詳細は、以下のサービスページをご覧ください。
https://crossborderma.com/ja/services/custom-sourcing
※本文中の社数(ロングリストの規模、一次面談の件数等)はいずれも目安であり、案件の条件や買い手・売り手の状況により変動します。件数を保証するものではありません。